OnTuesday 花魁の髪飾り!

OnTuesdayはもうCHEERSではvol3に取り掛かろうとしています!

 

 

vol1は待望の第1号!vol2は「レトロモダン」というテーマで作りました!

 

 

vol3を楽しんでいただくために、もう少しvol2を知ってもらえたらと思います!

 

 

 

みんなスタイル、作品にはいろんな思いや意味があって作っています。

 

 

 

お店に来たときはそれを聞いてもらえるとCHEERSメンバーは幸いです。

 

 

 

今回は自分が担当した花魁!

 

 

花魁自体は今のわかる言葉で「売春婦」というものでもありながら、その時代のファッションリーダーでもありました!

 

 

 

ヘアスタイルもその一つ!

 

 

 

でも髪を見たときに目が行くのは、豪華な飾り!

 

 

 

ということで飾りについて

 

花魁のファッション

花魁のファッション

最近の成人式では豪華絢爛な花魁風ファッションが流行しています。
花魁の装いが定着したのは江戸時代の明和年間の頃といわれていますが、江戸の後期になるにつれ、花魁のファッションはさらに派手になっていきました。
花魁といえばヘアスタイルも印象的です。
結った髪に不自然なほど長い簪(かんざし)や櫛(くし)など、髪飾りをたくさんつけて華やかに飾り立てています。
首から上だけで「家一軒」と言われるほど花魁の装いにはお金がかかり、衣装や髪飾りなどアクセサリーはすべて自前か旦那衆からのプレゼントだったそうです。
花魁は鼈甲(べっこう)の櫛や銀細工の笄など高級な髪飾りを好んで挿していたそうですが、髪飾りの質や数は花魁の格や貫録を表す重要なアイテムだったそうです。
花魁の髪飾りもいろいろな種類があるので、それらをご紹介します。

花魁の髪飾りの種類

【笄(こうがい)】
お箸に似た長細い形の物です。
元々は髪を掻きあげて頭髪を巻き付けて髷(まげ)の根を固定したり、頭が痒い時にヘアスタイルを崩さないように掻くために使われていたのが笄です。
江戸後期になると笄はほとんど装飾のためのみに使われるようになります。
笄は頭の後ろで髷を作ったとき、その根元に挿して左右対称となるように、両端の太さは同じで中央がやや細くなっています。
ちなみに江戸の吉原と京都の島原の花魁では、笄の数や挿し方も異なっていたそうです。
金・銀・鼈甲・メノウ・水晶などで作られていました。
現代でも花嫁衣装によって鼈甲や真珠、珊瑚でできた笄を髪に飾ることがあります。

花魁の髪飾りの種類

【簪(かんざし)】
江戸時代になると島田髷や勝山髷など様々な結髪が登場します。
新たな髷が登場したことで、髷を引き立てる簪が注目となっていきます。
江戸中期以降となると髷がますます豪華かつ複雑になり、蒔絵や螺鈿、象嵌、透し彫りなどを使った豪華な簪も登場します。
簪の材料も金・銀はもちろん鼈甲や象牙、馬爪などの高級な材質が用いられ、種類豊富になっていきます。
とくに当時のファッションリーダーともいえる花魁は頭髪左右に4本ずつ挿すなど、豪華なヘアスタイルを確立させていきました。
 

花魁の髪飾りの種類

【櫛(くし)】
本来は髪をとかす道具だった櫛ですが、江戸時代に笄が髪飾りとして使われるようになったように、櫛も道具から装飾品として用いられるようになりました。
ちなみに花魁の髪に飾られている櫛は装飾のため端まで歯がないのが特徴です。
髪飾りの櫛は額の上と頭頂部の中間あたりに挿すことが多く、対面した人からよく見えるため、より美しく高級な物が求められて発展していきました。
鼈甲(べっこう)に真珠や螺鈿(らでん)、金箔などの蒔絵が施された高級な櫛も登場しました。

 

 

 

飾りを使っていかに豪華に魅せるかというのも花魁だからこその特権でもあったのです。

 

 

ただ今回花魁をイメージするそのままを作るではなく、オリジナルにしたいというあまのじゃくなところがでてきまして


見たことのない花魁にしたのです!!

 

そのできあがりがこれです!!

 

 

見たことないけど花魁に見えて、観られる角度も考えたヘアを考えて作ってあります!!

 

 

よし!!

 

今は12月!!

 

来年成人式にこんな花魁にしたい人はCHEERS中村まで!!